「道路」の話をしよう

交通の世界をわかりやすく紹介

車の状態がよくないとドライブ中にトラブルを起こす可能性があります。
出発前は以下のポイントをチェックしましょう。

タイヤの空気圧をチェック

JAFによるとロードサービスの救援依頼の内容で多いのがタイヤのパンクによるトラブルです。
タイヤのトラブルは異物を踏む以外、事前のチェックでほとんど防ぐことができるので、ドライブへ行く前に必ず点検しておきましょう。
もっとも重要なのが空気圧のチェックです。タイヤの空気圧不足はトラブルの元となります。
メーカー指定空気圧はドア付近のシールに書いてあるので、その数値にあわせて空気を入れましょう。
空気圧は1ヶ月に10~20kPaほど自然に低下していきます。最低でも1ヶ月に1回は空気圧をチェックしましょう。
有人のガソリンスタンドなら無料でお願いできますので、給油と一緒にチェックするといいでしょう。セルフの場合でも空気入れを借りられます。
また、一緒にタイヤの溝や摩耗具合、ひび割れがないかも確認します。

車体周り・エンジンルームのチェック

ヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーなどの電球が切れていないかもチェックしておきたいところ。
全部チェックしたとしても10分かからないので、ドライブへ行く前に車体の外回りとエンジンルームを一通り目視で確認しておきましょう。
面倒だと感じるなら量販店やディーラーの無料点検メニューを活用するのも一つの手段です。
特にバッテリーは専用のテスターで点検するのが一番。定期的に見てもらうようにしましょう。

燃料は十分に入っていますか?

長時間のドライブを予定している場合、燃料が十分に入っているか確認しておきましょう。
ガソリンスタンドは全国的に減少傾向にあるため、給油したいと思ってもなかなか見つからないという事態になりかねません。
また、大型連休の期間や観光地周辺の高速道路は、大規模な渋滞が発生することが多く、特に注意が必要です。
夜間は閉店しているガソリンスタンドもありますので、ドライブする時間帯や時期、場所を考慮して早めに給油しましょう。

もしも警告灯が点灯したら

一般的に警告灯が点灯してからおよそ50キロ走ると言われていますが、車の走行性能や路面の状態、交通状況などで変わってくるので必ずしも50キロとは限らないので注意してください。
警告灯が点灯する目安は燃料の残量によって決まります。残量の目安は取扱説明書に記載されているので、その数値から予測できるというわけです。
一般道なら50キロ走ることができればガソリンスタンドは見つけられるでしょう。しかし、高速道路や自動車専用道路だと簡単にはいきません。
SAやPAの間隔や時間帯によって給油が難しい場合があります。もし、高速道路走行中、給油できる施設がないとわかれば、すぐ近くのICで降りて情報収集をおすすめします。

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