「道路」の話をしよう

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日本道路交通情報センターでは、一般道路では時速10キロメートル以下で走行している状態、高速道路だと時速40キロメートル以下で走行している状態を渋滞としています。
では、どうして渋滞が起こるのでしょうか。渋滞が起こる原因や国道事務所で行っている渋滞の対策について紹介します。

渋滞が起こる原因とは

渋滞が起こる原因として交通集中渋滞、工事渋滞、事故渋滞の3つに分けられます。
このうち、工事渋滞や事故渋滞はイメージしやすいはずです。工事や事故によって一部区間が通行できなくなるため渋滞が起こります。
一方、交通集中渋滞は、道路の供給量よりも需要量が多い場合に起こります。
つまり、ある時間帯に多くの車が道路を利用する場合、その道路が収容できる限界数を超えるため、渋滞が発生します。
また、運転手のスキルや公道によって渋滞が起こることも。たとえば、運転者が車線変更や急なブレーキ、急発進などを行った場合、後続車が減速しなければならず、それが連鎖反応を引き起こして渋滞につながることがあります。

国道事務所が行っている渋滞対策

時間や地域の状況によって変わる交通量。道路の渋滞を減らす方法として以下の様なものがあります。

バイパスの整備

渋滞や混雑の緩和のため、迂回して周辺地などを通らせる道路のことです。
つまり、混雑した旧来の道路を避けて、車の流れをよくするための新しい道路なので、多くのバイパスは本道よりも車線も多く、信号が少ない、より直線的で走りやすい設計になっています。
バイパスを整備することで集中する交通量を分散させて交通渋滞を減らします。

道路の拡幅

道路の幅を広げることで2車線を3~4車線にし、たくさんの車が通行できるようにします。

交差点の立体化

車が集中し、混雑しやすい交差点では、高架橋によって立体化して、通過する車がスムーズに通れるようにします。

交差点の改良

交差点では右折や左折待ちの車のために混雑している場合があります。右折や左折する車のためにレーンを作り、交差点での待ち時間を減らします。

交通需要マネジメント

マイカーの利用者をバスや電車などの公共交通機関を利用するよう誘導することで車の量を減らし、渋滞をなくす取り組みです。

地下横断道の整備

通勤や通学、買い物などで道路を横断する歩行者や自転車が安全に横断できるようにします。

交通渋滞には様々な要因によって発生しますが、渋滞でイライラしていると思わぬ事故を引き起こす可能性も。
適度な速度と車間距離を保ち、渋滞に気づいたらハザードランプを点滅させ、後続車へ知らせることも大切です。

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